昨日夜、六本木で包丁を持ってうろついていた男が
銃刀法違反と公務執行妨害の現行犯で逮捕された。
この男は派遣社員だったが、
12月中旬で契約切れとなったという。
ただ、派遣の契約が切れて
仕事がなくなろうと
包丁を振り回すことの理由とはならない。
そんな時間があるなら、
少しでも仕事を探すことをすべきである。
まったく何を考えているのかわからない。
この男は、自暴自棄になったのかもしれないが、
一生懸命仕事を探している人がほとんどだ。
派遣の契約が年内で切れた人のなかには
職と住まいを同時に失った人もいる。
そんな人を助けようと
ボランティアによる派遣村も日比谷公園にできた。
一生懸命に生きていているなら
助けようという人もでてくる。
世の中そんなに捨てたものではない。
これからもっと不況になるかもしれない。
仕事もすぐには見つからないのかもしれない。
だからといって
やけを起こさないで欲しい。
ラベル:派遣切り
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