学生が練習中に胸にボールを受け心停止になったが、
救急隊の指示によるサークル仲間の応急処置とAED
が命を救ったという記事が時事通信に載っていた。
大阪大学1年生がグラウンドで練習中、キーパーの
投げたボールを胸で受けたあとその場に倒れた。
119番のあと緊急隊に指示されるとおり、
心臓マッサージの応急処置をしているなか、
同大学の看護師がAEDを使ったところ、
心臓の鼓動が再び始まったようだ。
AEDをフリー百科事典「ウィキペディア」で
調べてみた。
自動体外式除細動器AEDは、
心臓の心室細動の際に電気ショックを与え、心臓の働きを
戻すことを試みる医療機器である。
使い方は、電源を入れ、電極パッドを胸に貼り付けると
心電図を解析して電気ショックを与えるかを調べる。
電気ショックが必要と解析した場合には、機械の指示に従って
スイッチを押すと電気ショックを与えるという。
操作は簡単だといわれるが、心停止時間が3分を超えると
命にかかわるので、あせらないでやることは
通常できるものではない。
そんななかで学生仲間の応急処置と看護師のAEDでの
対応がすばらしい。
いつ、このような状況になるかわからないので
少なくとも一度は講習を受けておくべきかもしれない。
ラベル:AED
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